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2012-09-04

ぶあつい大角皿

食事会などの大皿料理で大活躍する「ぶあつい大角皿」
定番サイズを少し小さく250ミリ角にしたものを
今回、引き出物としてご注文頂き制作しておりました!
「ぶあつい角皿」は、そもそも私たちの披露宴の引き出物として作った作品なので
お話を頂いた時は、とても嬉しく思いました。
お二人が、みなさんに感謝の気持ちを込めてお渡しするものなので
私自身もしっかりと気持ちを込めて作らせて頂きました。

制作工程を少しご紹介。
中央部分が少しくぼんだ形をしているので、その形になるよう
荒くどんどん削って行きます。
この時の削る方向は、木の繊維に対して斜めや直行方向。
繊維が起きてボソボソしてしまいますが、削れる量が多いので
目指す形になるまではこの削り方で進みます。
この削り具合のままでも、サンドペーパーで磨き
オイルを塗ることで幾分か手触りの良いものに仕上げることは出来ますが
温かい水分の多い料理を盛ったり、洗剤を使って洗うことで
寝かされていた繊維が起き上がりボソボソになります。
こうなると、オイルも抜けやすく、シミや汚れが着きやすくなります。

ツルツル

ボソボソ

私の場合は、形が作れたら、最後の仕上げは木の繊維と同じ方向に削ります。
左がそうです。(右がボソボソの状態) 
光を受けて、ツヤっと光るまでになります。この削り方は、手間がかかり
技術も必要ですが、オイルを塗っていない状態でも手触りツルツルです。
この違いが、あとあと大きな使用感(手触りやオイルをぬりなおす手間)の差となって表れます。
気に入って買って頂いたものなので、ずっと気持ち良く、長く、そして毎日のように
使ってもらいたいので、時間や手間がかかっても仕上げは妥協できません。

完成

その後、裏も、側面も、丁寧に刃物で仕上げ、たっぷりとオイルを染み込ませて完成です。
この時のオイルの含ませ方にも色々と工夫がありますが、長くなるのでこの辺で。
今回は250ミリ角というサイズなので、
大皿として数人分のお料理を盛っても良いし、1人でワンプレートとしても使える
良いサイズです。みなさんに喜んで頂けることを願ってお送りいたします!
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